ISM製造業景況感指数(あいえすえむせいぞうぎょうけいきょうかんしすう) 分類:経済 全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。旧NAPM指数。毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表され、「ISM非製造業景況感指数(毎月第3営業日発表)」とともに、米国の景気先行指標として注目されている。 製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、ISM製造業景況感の総合指数を算出する。 日本の日銀短観と類似する統計で、日銀短観がゼロを分岐点とし、+(プラス)、-(マイナス)で表すのに対し、ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表す。50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。 キーワードを入力し検索ボタンを押すと、該当する項目が一覧表示されます。
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業総合景況指数は、依然堅調だったものの活動拡大ペースがやや鈍った。製造業者は、長引く供給面のボトルネックや原材料不足への対応を迫られた。 キーポイント ISM製造業総合景況指数は59. 5 前月は60. 6 ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は61 同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す 顧客在庫の指数は過去最低-在庫の取り崩しを反映 7月は生産の指数が低下した一方、受注残が小幅に上昇。供給や輸送を巡る問題が製造業の伸びを抑制したことを示唆する。 ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ委員長は発表文で、「企業と供給業者は引き続き、需要の拡大に応えるのに苦慮している」と指摘。「原材料のリードタイム(発注から納品までにかかる時間)が過去最長に近いことや、必須基本材料の不足が続いていること、商品価格の高騰、さらに製品輸送面の問題が、全セグメントに影響を及ぼした」と分析した。 こうした生産抑制要因を背景に、生産現場は需要増大に応えるため在庫取り崩しを余儀なくされている。顧客在庫の指数は7月に過去最低となった。減少した在庫の補充で今後数カ月は生産増が促される見込みだが、生産抑制要因がいつ和らぐかははっきりしない。 仕入れ価格指数は85. 7。1979年以来の高水準だった前月からは低下したが、高水準にはとどまった。 雇用の指数は上昇に転じ、製造業者の採用活動が以前より奏功したことを示した。 7月は18業種中、17業種が活動拡大を報告。中でも家具や印刷、衣料品で拡大が目立った。 統計の詳細は表をご覧ください。 原題:U. S. Manufacturing Growth Softens as Supply Constraints Linger(抜粋) ( 統計の詳細を追加して更新します)
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